Wi-Fiルータを選ぶとき、「型番が多すぎて、どれが自分に合っているのか分からない…」と感じたことはありませんか?
Wi-Fi6・WI-FI6E・Wi-Fi7対応、メッシュ構成の有無など、選択肢が豊富すぎて迷いやすいのが実情です。この記事では、エレコムの主要ルータを型番別に比較しながら、用途や環境に応じた最適な選び方をわかりやすく解説します。
「一人暮らしでコスパ重視」、「家族で複数台接続」、「メッシュ構成で家中をカバーしたい」など、あなたの使い方にぴったりのモデルがきっと見つかります。
エレコムのWi-Fiルータは選びやすい
Wi-Fiルータ選びで迷う理由のひとつは、メーカーごとの仕様の違い。その点、エレコムのルータは性能や機能が明確で、初心者でも選びやすいのが特徴です。
WANポートの仕様が統一されていて分かりやすい
エレコムのルータでは、インターネット回線の速度に応じて機種が決まります。例えば、エレコムなら「Wi-Fi6=1ギガ回線用」で選ぶことができます。
- Wi-Fi6対応モデルはすべて1GbpsのWANポートを搭載
- Wi-Fi 7対応モデルは10Gbps、2.5Gbps対応モデルがあり、高速回線に対応可能
Wi-Fi 6eは未対応。選択肢がシンプル
エレコムの現行モデルはWi-Fi6とWi-Fi7の2種類のみです。以前は他のメーカーと同様にWi-Fi6eルータがありましたが、現在エレコムには6eのラインナップはありません。その分、選択肢がシンプルで迷いにくいのが特徴です。
公式ダイレクトショップで掘り出し物が見つかることも
エレコムにはダイレクトショップという公式の直販サイトがあり、型落ちモデルやアウトレット品が安く手に入ることがあります。機種を決めたら購入の前に一度ダイレクトショップをチェックすることをお勧めします。
エレコムルータの選び方
Wi-Fi6にするか、Wi-Fi7にするか、エレコムのルータ選びは、今使っているインターネット回線の速度を基準に考えるのがポイントです。
たとえば、今後も1ギガのフレッツ光やコラボ回線を使い続ける予定なら、Wi-Fi6対応ルータで十分。通信速度の上限が1Gbpsであれば、Wi-Fi7の性能を活かしきれないため、コストを抑えつつ安定した通信ができるWi-Fi6モデルが最適です。
一方、2.5ギガや10ギガの高速インターネット回線を利用している場合は、Wi-Fi7対応ルータを選ぶ必要があります。
Wi-Fi7ルータなら、BE94がおすすめ
2025年現在、Wi-Fi7対応ルータはまだ高価格帯が中心ですが、エレコムの「WRC-BE94XSD-B」はその中でも比較的手頃な価格で導入できるモデルです。
この機種は、10Gbpsの高速回線に対応しているほか、Wi-Fi7の特徴である6GHz帯の通信にも対応している唯一のエレコム製ルータです。今後、Wi-Fi7対応のスマートフォンやPCが増えていくことを考えると、長期的な視点でも安心して使える1台です。
Wi-Fi7対応ルータをもっと詳しく比較したい方は、下記の記事もぜひご覧ください。用途や価格帯別に、分かりやすくまとめています。
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Wi-Fi6ルータは、端末数でX3000かW601を選ぶ
家族利用・端末が30台以下なら、X3000がおすすめ
家族で複数台のスマホやPC、スマート家電を使う環境では、安定した通信と同時接続性能が求められます。この層に向けたエレコムのWi-Fi6対応ルータには、「WRC-X6000GSD-G」と「WRC-X3000GS3-B」の2機種があります。
おすすめはX3000。X6000はアンテナ数が多く、スペック上は上位モデルですが、高性能な1Gbps回線用Wi-Fi6ルータを購入するよりも、将来的な端末進化や通信環境の変化も見据えて、最新規格に対応したルータを選ぶのがおすすめです。
単身世帯・端末が20台以下なら、W601がおすすめ
1ギガ回線で、接続する端末が少ない環境なら、高性能よりもコストパフォーマンスを重視したルータで十分です。エレコムの廉価モデルには「WRC-X1800GS2-B」「WRC-X1500GS2-B」の2機種がありますが、X1800と同じ仕様で、さらに価格が安い“エコ仕様”の「WRC-W601-B」がおすすめです。
この3機種の関係性は以下の通り:
- 性能 「X1800」と「W601」が同等で、どちらも「X1500」より高性能
- 価格 「W601」と「X1500」がほぼ同じで、「X1800」より安価
性能はX1800と同等、価格はX1500並み。コスパ最強のWi-Fi6ルータを探している方には「WRC-W601-B」がベストです。
メッシュWi-Fiにも対応しておきたい
お風呂場や子供部屋など、家の隅々まで安定した電波を届けたい場合は、メッシュ機能に対応したルータ構成が便利です。ただし、エレコム製品はメッシュ対応モデルが限られているため、選び方に注意が必要です。
おすすめの構成は、Wi-Fi7対応の「WRC-BE94XSD-B」を親機としてインターネット回線に接続し、子機として「WRC-W601-B」を組み合わせる方法。この2機種はメッシュ構成に対応しており、家じゅうをカバーできます。なお、「WRC-X3000GS3-B」や「WRC-X6000GSD-G」はメッシュ非対応なので、拡張性を重視する方は避けた方が安心です。
まとめ|エレコムなら“迷わず選べる”安心感
エレコムのWi-Fiルータは、仕様が明確で選びやすく、用途に応じたモデルがしっかり揃っているのが魅力です。WANポートの統一仕様や、Wi-Fi6e非対応によるシンプルなラインナップは、初心者にも優しいと言えます。さらに、公式ダイレクトショップで掘り出し物が見つかることもあるので、コスパ重視の方にもおすすめです。
選び方のポイントは、回線速度と端末数になります。
– 1Gbps回線で家族利用なら、X3000
– 単身世帯や端末が少ないなら、W601
「どれを選べばいいか分からない…」という方も、この記事を参考にすれば、自分にぴったりの1台がきっと見つかります。
エレコム以外のメーカー含めて、ルータを選びたい方は下記ページを参考に!
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