エレコムのWi-Fi7対応ルータについて、「10Gbps回線で性能を最大限に活かしたい」「家じゅうをメッシュ構成で快適にしたい」「まずはコスパ重視で導入したい」、そんな悩みに応えるべく、この記事ではエレコムのBE94、BE36シリーズの特徴と選び方を解説します。
「Wi-Fi7は必要ない」と感じる方や、Wi-Fi6ルータも選択肢に入れたい方は、以下のページからチェックしてみてください。
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エレコムWi-Fi7ルータ|スペック比較と選び方のポイント
以下は、エレコムのWi-Fi7対応ルータのスペック比較表です。選び方はシンプルで、次の2ステップで決まります。
→ 10Gbps回線なら「WRC-BE94XSD-B」
→ 2.5Gbps回線なら「BE36シリーズ」
→ メッシュ対応なら「WRC-BE36QSD-B」
→ 非対応なら「WRC-BE36QS-B」または「WRC-W701-B」
回線速度とメッシュ構成の有無、この2点を押さえれば、最適なWi-Fi7ルータがすぐに見つかります。
機種 | WANポート | LANポート | 周波数帯 | 推奨接続台数 | メッシュ対応 |
---|---|---|---|---|---|
WRC-BE94XSD-B | 10ギガ | 2.5ギガ×3 | 6、5、2.4GHz | 最大64台 | 〇 |
WRC-BE36QSD-B | 2.5ギガ | 1ギガ×2 | 5、2.4GHz | 最大40台 | 〇 |
WRC-BE36QS-B WRC-W701-B | 2.5ギガ | 1ギガ×2 | 5、2.4GHz | 最大40台 | × |
ハイスペックなWi-Fi7ルータBE94
「WRC-BE94XSD-B」は、6GHz帯対応・高性能CPU・メッシュ構成対応など、非の打ちどころがないスペックを備えたWi-Fi7ルータです。長期利用にも安心な構成で、今後の端末進化にも柔軟に対応できる1台です。
唯一の注意点は、10Gbps対応のLANポートが非搭載なこと。ゲーミングPCなどで超高速通信を求める場合は、別途10G対応機器が必要になります。とはいえ、このスペックのWi-Fi7ルータが2万円台で購入できるのは、現時点ではエレコムだけ。高性能・高コスパ・長期運用を重視するなら、「WRC-BE94XSD-B」は間違いなく有力候補です。
Wi-Fi7対応でも価格重視のBE36シリーズ
エレコムのWi-Fi7対応ルータには、ミドルレンジの「BE36シリーズ」がラインナップされています。6GHz帯には非対応のため、Wi-Fi7のフルスペックを求める方にはやや物足りないかもしれませんが、基本性能を手頃な価格で導入したい層には十分な選択肢です。
中でも、「WRC-BE36QSD-B」と「WRC-BE36QS-B」の違いはメッシュ構成に対応しているかどうか。家じゅうを快適に使いたい方は、メッシュ対応の「BE36QSD-B」を選んでおくと、後から子機を追加して拡張することも可能です。高性能を求めすぎず、費用対効果を重視するならBE36シリーズは非常にバランスの良い選択肢です。
なお、「WRC-BE36QS-B」と「WRC-W701-B」は型番こそ異なりますが、機能・性能は同等の製品なので、価格や購入先で選んで問題ありません。
安価なWi-Fi7ルータ、メッシュ対応あり
安価なWi-Fi7ルータ、メッシュ対応なし
エレコム以外のメーカー含めて、ルータを選びたい方は下記ページを参考に!
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