バッファローのWi-Fi7ルータのラインナップが充実してきました。
これまでWi-Fi7はハイスペックルータWXR18000BE10P、WXR9300BE6Pとなっていましたが、2025年5月にローエンドルータWSR3600BE4Pが販売されましたので比較していきましょう。
バッファローWi-Fi7ルータのスペック比較
ざっとスペックを比較すると三者三様であり、最新のWi-Fi7対応と言えども用途によって選定していく必要がありそうです。WXR18000BEを買えば間違いありませんが、5万前後の高価なものになるため購入はしっかり検討したいところです。
バッファローWi-Fi7ルータの選び方
私なら下記の観点で選定します。
家庭用のルータですので大概の用途はインターネットであって、家の中の通信(PC~スマホ、スマホ同士の通信など)は無い想定です。そのためインターネット回線の速度(1Gbps、10Gbpsなど)を基準にルータを選定していきます。価格も1万~5万と大きく差がありますので、価格と性能のバランスをみたスペックを選びましょう。
XR9300BE6Pは、WXR18000BE10Pと比べてコスパが良さそうです。当然スペックは下がりますが、10G回線に対応し、Wi-Fi7の機能を使えますので一般的な用途であれば十分な性能、機能を持っていると思います。
なお、WSR3600BE4Pは、6GHz帯が未対応となります。Wi-Fi7の規格に対応していても、6GHz帯を使った高速通信で動作しないことを把握しておきましょう。
・ゲーミングPCをLANケーブルで10G接続したい → WXR18000
・今後を見据えて10G回線対応、Wi-Fi7対応ルータにしておきたい → WXR9300
・一人暮らしなど端末が多くない環境でWi-Fi7を利用したい → WXR3600
手持ちの機器がWi-Fi7対応か確認しておく
iPhoneで言うと2025年7月時点で最新のiPhone16,16 Pro MAXがWi-Fi7対応です。iPad含めてそれ以外の機器はまだ対応していません。
とは言えWi-Fiルータは何度も買い直すものではないため、長く使うものと考えて先行投資を検討するのも良いでしょう。