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簡単!ハードディスク(HDD)のデータ消去・破壊方法

古いパソコンを捨てる場合、データ消去は実施していますか?
パソコンを捨てるには、リサイクル業者にパソコンを渡す、粗大ごみとして出す、メルカリやヤフオク、PCショップに販売するなどの方法がありますが、きちんとデータ消去を行わないと自分の個人情報が漏れる可能性があるので最低限のデータ小教派実施しましょう。

データ消去の必要性

さて、データ消去するかと思っても、不要になったパソコンを立ち上げてデータを消すなんて面倒ですよね。
古くて起動するのに時間がかかったり、デスクトップパソコンだとモニタやらマウス・キーボードに繋げたりなど取り組むこと自体が億劫です。

しかし、古いパソコンをそのまま捨ててはダメです。
大した情報が入ってないと思っても、インターネットバンキングやクレジットカードなどのログインアカウント・パスワード、年賀状のための住所録、免許証や保険証やマイナンバーカードなど身分証の情報、写真、メールデータなど、実はパソコンには他人に漏れてはいけない情報がたくさんあります。
これは万が一誰かに情報がとられたら、財産を失う可能性があるということです。

引き取りサービスなどに合わせた「情報消去サービス」もありますが、過去にデータ消去・廃棄作業を請け負った業者でハードディスク盗難・情報漏洩が発生しています。個人用パソコンを狙ってくる可能性は低いと思いますが、自分の個人情報については人任せにしないで自分で消去するようにしましょう。

データ消去方法

データ消去にはいくつか方法がありますがお勧めは物理破壊です。
リサイクルできなくなりますが、データ消去ソフトなどを使った方法よりは、簡単・確実にデータへのアクセスを不可にします。

物理破壊

物理破壊は、パソコンからハードディスクを取り出し、トルクスドライバーという星形のネジでケースを開け、ディスクを金槌で叩き割る方法が考えられますが、手間がかかるためドリルドライバーで穴を開けてしまうのが簡単です。

下記のような電動ドライバと金属に穴あけができるビット(ドリルドライバーの先端に付けるパーツ)が必要です。電動ドライバは高価なものですが組み立て家具にも使えますので家に1本あると非常に便利です。

さて、穴あけの方法ですが破片が飛ぶ可能性がありますので、小さい段ボールの中などで行いましょう。

円盤部分を狙います。
HDD_destory01
穴あけが簡単そうな面を狙います。
HDD_destory02
数分でディスクを貫通できます。
HDD_destory03
2、3カ所穴をあけましょう。HDD_destory04

これで終わりです。
粉々になるまでやるべきという意見もあるかと思いますが、わざわざ破壊された個人用のハードディスクからデータを復旧させようとは思いません。

データ消去は、データを抜き取られないようにすることと、抜き取る気にさせないことが重要です。

OS上書き

データ消去方法には、リカバリディスクでパソコンを初期化する、Windowsをクリーンインストールする方法があります。
この方法でも十分なデータ消去が期待できますが、初期化方法が不十分だとプロのデータ復旧サービスでデータを抜き取られる可能性があります。

OSで上書きする場合は、別のOSを再インストールしてしまうのも手ですね。
USB1本で簡単にインストールできるのはChrome OSなら簡単にインストールできます。
必要なものは以下です。

  • 8GB(またはそれ以上)のUSBメモリ
  • USBインストーラー作成に20分
  • USBインストーラーを作成するには:Chromeブラウザーを実行しているPC、Mac、またはChromebook。

USBメモリは下記のような安価なもので十分に動作します。

準備ができたらCloudReady USBMakerをダウンロードして起動USBを作り、そこからChrome OSをインストールしていきましょう。

Chrome Enterprise

Install ChromeOS Flex now on your existing hardware and expe…

サクサク動きますので、古いパソコンを捨てずに用ネットサーフィン用パソコンとして再利用するのも良いですね。

ソフトウェアでの消去

ハードディスク消去ソフトは、無償のもの、有償のものがありますが、無償版で十分にデータ消去ができます。
無償/有償の違いは、有償の方がより確実に消去できると言われますが、どちらでデータ消去を行っても復元はかなり難しいと思います。
無償版は自分でデータ消去用のCDROMを作るところから準備が必要なこと、有償版はCDROMを購入できることやマニュアルやサポートが親切であるくらいの違いで考えれば良いです。

フリーソフトであればwipe-out、有償ソフトと楽にデータ消去をしたいのであればターミネータを使えば良いです。

まとめ

ハードディスクは、個人情報がたくさん入っている資産品です。
必ず自分でディスクの破壊やデータ消去を行いましょう。

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